エンビード1のサイズ感をレビュー
ビッグマンながら多彩なフットワークや広いシュートレンジを持ち、次世代のビッグマンとして名を馳せているジョエル・エンビード。
NBAへの加入後は、大学時代から着用していたアディダスのシューズを履いていましたが、2018年にアンダーアーマーと5年の契約を締結。
そして、2020年に晴れてシグネチャーモデルが発売されることとなりました。
アンダーアーマーとしても、ステフィン・カリー以外のスタープレイヤーがいないので、エンビードのようなオールスタープレイヤーとの契約を常に狙っていたはず。
最近は、プーマやニューバランスの勢いもすごいですからね。
しかし、ビッグマンのバッシュってなかなか売れないという現実…。
かつて、KGやダンカンといったスター選手のシグネチャーモデルも販売されていましたが、セールス的には厳しかったイメージしかありません…。
やはりビッグマンのムーブって、ガードやフォワードの選手に比べハイライトに取り上げられづらいですからね。
ビッグマンのシグネチャーモデルは売れないと言われる中で、よくチャレンジしたなとも思いましたが、アンダーアーマーとしてもただ単にビッグマン向けに作ったシューズではないようです。
全てのバスケットボールプレイヤーに向けて作ったと言っていますので、エンビードもようなビッグマンも履けますし、デニス・スミスJrのようなガード選手でも履けるはず。
センター向けのバッシュであれば買わなかったのですが、ポジション関係なく作られたバッシュだということで、気になったので購入してみました。
サイズ感を軽くレビューしてみたいと思います。
エンビード1をボックスから開封
ボックスデザイン
ブラックのボックスに、アウトソールと同じパターンをデザイン。
隅にはエンビードのロゴが鎮座。
中の包装紙にも、エンビードロゴがプリントされています。
“Origin”カラー
1stカラーは、“Origin”という名称。
最初のシグネチャーモデルに、最初のカラーということで“Origin”という名前がピッタリですね。
エンビード1のスペック
エンビード1のクッション
優れた反発性を持つMicro Gを採用。
踏み出しの際の1歩目に、優れたエネルギーリターンをもたらせてくれるクッション。昔からアンダーアーマーに採用されているクッション素材です。
あわせて、かかとにはHOVR(ホバー)を搭載。
HOVRは、アンダーアーマーの中でもフラッグシップモデルとなるであろう、カリーシリーズにも採用されていますね。
Micro G+HOVRの組み合わせは、カリー7と同じですね。クッションの配置方法や、プレートの有無などの違いはあるかと思いますが。
サイド部のTPUパーツ
デザインに大きなアクセントを与えてくれているTPUパーツは、シューズの横ブレを防ぐ効果が期待できます。
ユーロステップのような左右に大きな動きをするムーブなどに、大きな効果を発揮するはずです。
アッパー素材
アッパーはメッシュ素材ですが、つま先など大きく負担がかかる場所は補強されています。
補強する部分と、通気性を重視する部分とでメリハリが効いている印象です。
思ったよりしっかりとしたアッパーで、耐久性も期待ができそうです。
アウトソール
独自のトレッドパターンを採用しており、あらゆる方向へのグリップが期待できるそうです。
グリップの良さは実際に履いてみないとわかりませんが、ヘンテコなパターンではないので、良さそうですね。
アウトソールには、エンビードとゆかりのある地「Philadelphia」「Kansas」「Yaounde」などが刻まれています。
タンのデザイン
タンには、エンビードのロゴが。
ここだけ見ると、Dame 4っぽいですね。
エンビード1の重さ
エンビード1は、26.5cmで403g。
すごく軽いという訳でもないですが、比較的軽量な部類かと。
エンビード1を試着
エンビード1を試着してみようかと思います。
アンダーアーマーは、カリーシリーズはいくつか履いてきました。
が、そんなに足の形的にフィットしてこなかった印象なんですよね…。サイズ選びがすごく難しいブランドという印象。
そのため、26cmと26.5cmの2サイズを試着してみようと思います。
26.5cmを試着
まずは、26.5cmを試着。
足幅が広いので、一番最初に気にするところは小指の圧迫感。
ですが、そこは問題ありませんでした。
縦のゆとりが若干大きいかなとも感じますが、ぜんぜん許容範囲内です。
26cmを試着
左足には、26cmを履いてみようかと思います。
幅広な私だと、やはりTPUパーツが当たってサイドが窮屈ですね。
つま先のあまり具合は悪くないのですが、やはりサイドが窮屈なことが気になります。
靴紐を締めて、左右で確認。
26cmのTPUパーツの当たり具合が気になるので、26.5cmを選ぼうかなと思います。
26.5cmの縦のゆとりは、厚い靴下を履いたり、靴下2枚履きなどで調整できる範囲かと。
エンビード1の着画をいくつか
デザインは個人的に凄く好みです。このカラーも、グレーとオレンジの対比が綺麗でいいですね。
カットもほどほどの高さで、十分な可動域を持っていると思います。これならガードでも履けますね。
まとめ
アンダーアーマーから発売された新作のシグネチャーモデルですが、やはり1作目ということもあり13,750円と安価な価格帯となりました。
カリーシリーズが17,000円を超えるなかで、Micro GとHOVRを搭載したエンビード1は、非常にコスパの良いモデルじゃないかと思いますね。
カリーシリーズでは、グミとのコラボモデルやCNYモデルなど様々なカラーリングで楽しませてくれたので、エンビード1でもコラボレーションモデルなどに期待したいところ。
他のバッシュとのサイズ比較一覧
ここ最近購入したバッシュなどは、このようなサイズをチョイスしています。
ナイキのグローバルモデルと同じサイズをチョイスしました。
ちなみに、私の足の大きさはこんな感じです。
ZOZOMATで測定したので多少の誤差があるかもしれませんが、ご参考までに。