ハーデン4のサイズ感をレビュー
アディダスのハーデン 4を購入したので、サイズ感をレビューしたいと思います。
ご存知、ヒューストン・ロケッツに所属するジェームス・ハーデンのシグネチャーモデルの4作目。
❝アイソレーションでハーデンのためにスペースを空けてあげて、ハーデンの個人技で得点を取る。❞
それが一番効率の良い戦略だとして、チームに採用されてしまうほどのオフェンス力。
なので、得点することに関しては、現在のNBAでもナンバーワンと言っても過言ではないでしょう。
そんな類まれな才能を持つ、ジェームス・ハーデン。
彼を支える最新シグネチャーモデル、ハーデン 4のサイズ感やスペックなどを軽くレビューしたいと思います。
ハーデン 4のデザイン
スターウォーズとコラボしたカラー
今回は、二つのカラーリングを用意しました。
こちらは、スターウォーズとコラボしたカラーリングで、劇中で使用される武器「ライトセーバー」をモチーフにしたモデル。
デュブレにSTAR WARSと刻印が入るなど、コラボレーションモデルっぽさを感じます。
箱や中の包装紙もスターウォーズ仕様の特別なもの。
しかし、スターウォーズに関する知識も無いため、ありがたみがわからず、すみません…。
カモ柄を取り入れたカラー
サイズ違いでもう1足用意したカラーは、黒ベースのアッパーにカモ柄を取り入れた1足。アウトソールのガムソールも、いいアクセントになっていてカッコいいカラーですね。
つま先の補強パーツがアクセントに
ハーデン4のデザインとして大きな役割を果たす、つま先部分を保証したパーツ。
スターウォーズモデルでは、ヌバックっぽい素材を使用しているので、アッパーと異なるマテリアルを使用することによって、デザインの変化をもたらせてくれます。
もう1色のカモ柄は、ヌバックを使用しておらず、強化素材のようなマテリアル。
それでも、アッパーと異なるマテリアルを使用しているので、こちらもデザイン面では大きなアクセントになっていると思いますね。
足首の可動域を広げるローカット
ナイキと契約していた時から、ハイパーチェイスなどローカットを着用していたハーデン。
ハーデン自身も、「靴が自分の動きについてきてくれることが重要」と語っており、ステップワークを大きな武器にしているハーデンは、足首の可動域を広げるローカットの方が合っているのでしょうね。
ハーデン 4のスペック
LIGHTSTRIKEテクノロジー
ハーデン 4は、シリーズで初めてLIGHTSTRIKE(ライトストライク)テクノロジーを搭載。
ハーデンシリーズと言えば、これまでBOOST素材を採用してきました。ここで3作続いたBOOSTから方向転換した形になりましたね。
新しく採用されたライトストライク素材は、アディダスのバッシュでは、『DAME 6』『N3XT L3V3L』に採用されている素材となります。
軽量性とオンコートでの反応を優れたバランスよく兼ね備えていることが特徴。
また、一般的なEVAに比べて40%軽量となるそうです。それでいて、Bounceクッション(EVA)と同等の反発性を維持しているそうで、アディダスがこれから推していきたい新素材のようですね。
軽量化させた背景としては、ハーデンのプレイタイムがリーグでも2番目に多かったことが要因なようです。
長時間プレーをしても、試合でのパフォーマンスを落とすことが無いよう、シューズの軽量化に手をつけたようです。
BOOSTの弱点であった重さや反発性を、新しいライトストライク素材で改善させることができました。
TPUヒールカウンター
デザインとして装飾的な役割を果たしつつも、かかとを固定させ安定感を高める役割を果たすTPUヒールカウンター。
ちなみに、かかとにロゴを配置している理由は、「抜き去った相手の目に入るように」だそうです。笑
アウトソール
ラバーの使われたアウトソール。ハーデン自身も、グリップ性能の高さを求めていたようなので、パフォーマンスは高いと思いますね。
しかし、触ってみて感じたことは、何となく埃に弱い気がするんですよね…。
NBAのような綺麗な体育館だと問題ないのでしょうが、部活や市民体育館レベルの体育館だと、埃を拾ってしまいグリップしなくなる予感がします。
重さ
重さは26cmで384g。
ライトストライク素材の恩恵を受けて、軽量に仕上がっていますね。
ちなみに、25.5cmのカモは361gでした。
ハーデン 4を試着
アディダスのサイズ選びは要注意
今回ハーデン 4は25.5cmと26cmを用意しました。
先日購入したDAME 6は25.5cmでピッタリでしたが、ハーデン 3では26.5cmを着用していました。
ハーデン4は、大きめだとという情報をSNSで見かけたので、ハーフサイズ落とした26cmとワンサイズ落とした25.5cmを試着してみます。
ナイキであれば通常26.5cmを選ぶことが多いので、アディダスは基本大きめという認識です。(子会社のリーボックも同様に、大きめだと感じます。)
ハーデン 4 26cmを試着
まずは、26cmを試着。
なお、試着にあたってナイキのエリートソックスを着用しています。
幅は問題無し。ですが、縦が長いため、つま先が余ります。また、甲が狭いので少し窮屈に感じますね。
親指は、指二本分くらい余りますね。ちょっと、余り過ぎに感じます。
ハーデン 4 25.5cmを試着
続いて、25.5cmを試着
幅はピッタリ。縦もほどよい余りですね。
縦の長さや幅はDAME 6と同じくらいに感じます。
しかし、甲がキツイ…。
26cmでは縦が長かったので、短くするために25.5cmへサイズダウンさせると、今度は甲がキツイという少し残念な結果に。
まとめ
ハーデン 4のサイズ感は、縦長め・甲低めといったサイズ感。
縦と横はDAME 6と同じ感じだと思うのですが、甲がDAME 6より狭いようで、非常に圧迫感があります。
私の場合は、
25.5cm 甲がキツイ
26cm 縦が余る
という状況なので、無理をしてハーデン 4を履かないなというのが正直な感想。
もちろん、圧迫感を感じながらも25.5cmで履き続け、素材が伸びる頃にはちょうど良くなっている可能性も否定できません。
「ハーデンが大好きで、ハーデン4を何としても履きたい。」
という熱烈なファンだったら話が変わってきますが、私はそういう理由もありません。
なので、これを無理に履くよりも他にフィットするバッシュはたくさんあるので、無理にハーデン4を履かないで他のを選んでしまうというのが正直なところ…。
足がアジア人特有の幅広・甲高という方は要注意なサイズ感ですね。
逆に、足幅が細目で甲もそれほど高くない。
そういう方には問題ないかと思いますし、軽くて非常に良いバッシュだと思いますね。
セールで1万円を切るようなプライスになってきたので、1足買ってみてもいいかもしれませんよ?
他のバッシュとのサイズ比較一覧
ここ最近購入したバッシュのサイズチョイスはこんな感じです。